WordPress高速化プラグイン6選|Cocoon対応版

「WordPressのサイトが重い」と感じていませんか。WordPressは自由度が高い分、選ぶプラグインによって表示速度が大きく変わります。あるいは、PageSpeed Insightsのスコアが思ったより低くて悩んでいませんか。このブログ(Robustaf)もWordPressのCocoonテーマで運営しています。ただ、テーマ標準の高速化機能とキャッシュプラグインの機能が重複し、設定が複雑になりがちで最初は戸惑いました。この記事では、WordPressのおすすめ高速化プラグインを目的別に紹介します。あわせて、Cocoonのようなテーマ標準の高速化機能を持つテーマを使う場合の注意点も紹介します。プラグインなしでもできるWordPressの高速化設定まで、実際に運用しながら気づいたポイントを交えて解説します。

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WordPressが重くなる主な原因

WordPress 高速化プラグイン 原因
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WordPressの表示速度は、大きく分けて3つの要因が絡み合って決まります。高速化プラグインを選ぶ前に、まず何がWordPressを重くしている原因なのかを把握しておくと、無駄なプラグインを増やさずに済みます。

  • サーバー側の処理速度: PHPの実行速度やデータベースへの問い合わせ回数が多いと、表示までの時間(TTFB)が伸びます。特に格安の共用サーバーや、PHPのバージョンが古いままの環境でボトルネックになりやすいです
  • 画像ファイルのサイズ: 一眼レフやスマートフォンで撮影したそのままの画像は1枚あたり数MBになることも珍しくありません。ページ内に10枚あれば数十MBの通信が発生します
  • プラグインの数と質: 便利だからと次々にプラグインを追加すると、それぞれが読み込むCSS・JavaScriptが積み重なります。使っていないプラグインを整理するだけで速くなることも少なくありません

高速化プラグインを選ぶ前に確認すべきこと

WordPress高速化プラグインはたくさんの種類がありますが、闇雲に入れると逆効果になることもあります。導入前に次の3点を確認してください。

使っているテーマに高速化機能が内蔵されていないか

CocoonやSWELLのような日本語ブログ向けテーマには高速化機能が最初から用意されていることがあります。たとえばブラウザキャッシュの有効化や、CSS・JavaScriptの圧縮といった機能です。この場合、キャッシュ系のWordPress高速化プラグインを追加すると、同じ処理が二重にかかります。結果として、かえって表示が遅くなったり、レイアウトが崩れたりすることがあるため注意が必要です。

プラグイン同士の機能重複に注意する

キャッシュ機能を持つプラグインを2つ以上同時に有効化するのは避けてください。画像の遅延読み込み(Lazy Load)機能は複数のプラグインが持っていることが多く、重複して有効化すると挙動が不安定になることがあります。導入する高速化プラグインが担当する範囲を1つずつ整理してから設定するのがおすすめです。

導入前後でPageSpeed Insightsのスコアを記録する

Googleが公開しているCore Web Vitalsの基準によると、LCP(最大コンテンツの表示時間)は2.5秒以内が目安とされています。この基準を踏まえて、Googleが無料で提供している「PageSpeed Insights」で、プラグイン導入前のスコアを記録しておきましょう。手順はシンプルです。

導入前後の比較手順
  • STEP1
    導入前のスコアを記録する

    プラグイン導入前にPageSpeed Insightsでスコアを記録します。

  • STEP2
    プラグインを1つだけ有効化する

    高速化プラグインを1つだけ有効化します。

  • STEP3
    再計測して比較する

    同じページを再計測し、スコアの変化を比較します。

このブログでも実際に試してみたところ、あるキャッシュプラグインを導入した直後はスコアが約70%改善しました。ただし、別の画像圧縮プラグインを同時に有効化した際は、機能が重複して逆にスコアが下がってしまう失敗も経験しています。体感だけで判断すると、実は逆効果だったプラグインに気づけないことがあります。

おすすめのWordPress高速化プラグイン6選

WordPress 高速化プラグイン おすすめ
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用途別におすすめのWordPress高速化プラグインを紹介します。すべてを同時に入れるのではなく、自分の環境に足りない機能を担当する高速化プラグインを選んで組み合わせるのが基本です。

WP Rocket(総合力重視・有料)

WP Rocketは有料のキャッシュプラグインです。多くの最適化機能があらかじめ有効になった状態で使い始められるのが特徴で、管理画面もわかりやすく、初心者でも導入直後から速度改善を実感しやすい設計になっています。年間ライセンス制で、月額に換算すると数百円程度のコストがかかりますが、その分サポートが受けられる安心感があります。デメリットとしては、無料プラグインと違って継続的なライセンス費用がかかる点が挙げられます。

LiteSpeed Cache(LiteSpeedサーバー利用者向け・無料)

mixhostやカラフルボックスのようなLiteSpeed採用サーバーを使っている場合は、LiteSpeed Cacheがおすすめです。WordPress高速化プラグインの中でも特に相性が良いためです。サーバー側のキャッシュ機構と連携するため高いパフォーマンスを発揮しやすく、基本機能はすべて無料で使えます。ただしLiteSpeed以外のサーバーでは一部機能が制限されるため、まず自分のサーバーの種類を確認してから導入してください。

WP-Optimize(データベース最適化)

WordPressは投稿の下書き履歴やコメントのスパムが積み重なると、データベースが肥大化していきます。WP-Optimizeはこうした不要なデータを整理し、データベースへの問い合わせを軽くしてくれるプラグインです。表示速度への直接的な効果はキャッシュ系ほど大きくありませんが、長期間運用しているサイトほど効果を感じやすい傾向があります。

EWWW Image Optimizer(画像圧縮)

画像ファイルのサイズがボトルネックになっている場合は、EWWW Image Optimizerのような画像圧縮プラグインが効果的です。アップロード時に画質をほぼ落とさずに圧縮してくれるため、過去にアップロードした画像もまとめて軽量化できます。次世代フォーマットのWebPへの変換にも対応しています。

Autoptimize(CSS・JS最適化)

CSSやJavaScriptのファイルを結合・圧縮し、読み込み回数やファイルサイズを減らしてくれるプラグインです。プラグインを多く導入しているサイトほど効果を発揮しやすい一方、テーマやプラグインとの相性でレイアウトが崩れることがあります。導入後は主要なページの表示を必ず目視確認してください。

WP Fastest Cache(軽量なキャッシュプラグイン)

WP Fastest Cacheは設定項目がシンプルで、キャッシュの基本機能に絞って使いたい場合に向いています。後述の通り、Cocoonテーマの高速化設定と機能を重複させないように調整すれば、Cocoon環境でも問題なく併用できます。

こんな人にはこのプラグインがおすすめ

  • 設定にあまり時間をかけたくない、サポートも欲しい → WP Rocket
  • LiteSpeed系サーバーを契約している → LiteSpeed Cache
  • 長期間運用していてデータベースが肥大化している → WP-Optimize
  • 画像点数が多い、または導入プラグイン数が多くファイルの読み込みが重い → EWWW Image OptimizerやAutoptimize
  • とにかくシンプルな設定で高速化プラグインを使い始めたい → WP Fastest Cache

プラグインを使わない高速化設定

WordPress高速化プラグインだけに頼らなくても、以下のWordPress設定を見直すだけで速度が改善することがあります。

PHPのバージョンを最新に上げる

多くのレンタルサーバーでは、管理画面からPHPのバージョンを切り替えられます。古いPHPバージョンを使い続けていると、それだけで処理速度が大きく変わることがあります。プラグインやテーマの動作確認をしたうえで、可能な限り新しいバージョンに更新することをおすすめします。

画像を圧縮してからアップロードする

プラグインに頼らず、アップロード前にパソコン側で画像を圧縮しておく方法もあります。TinyPNGのようなWebサービスを使えば、画質をほとんど落とさずにファイルサイズを数分の1にできます。

レンタルサーバー側のキャッシュ機能を活用する

エックスサーバーやConoHa WINGなど、多くのレンタルサーバーには管理画面から有効化できるサーバーキャッシュ機能が用意されています。プラグインを増やす前に、契約しているサーバーにこうした機能がないか確認しておくと、プラグインの数を減らせます。

functions.phpへの直接編集は最小限にする

高速化のために「この1行を functions.php に追記すれば速くなる」という情報を見かけることがあります。便利な一方、APIキーやサーバー固有の値までコードにそのまま書き込んでしまうと、ハードコーディングと同じ問題を抱えることになります。環境が変わった際に書き換えを忘れたり、公開リポジトリで管理する場合に情報が漏れたりするリスクがあるため、値は最小限にとどめましょう。

不要なプラグインを整理する

使っていないプラグインは無効化するだけでなく削除してください。無効化した状態でもファイル自体はサーバーに残り、管理画面の読み込みなどにわずかに影響することがあります。

Cocoonテーマ利用者が特に気をつけたいポイント

WordPress 高速化プラグイン Cocoon 注意点
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このブログもCocoonテーマで運営していますが、最初はCocoon側とプラグイン側のキャッシュ機能が両方有効になっていて混乱しました。

Cocoon標準の高速化設定を先に有効化する

Cocoonには管理画面の「Cocoon設定」内に高速化設定の項目があります。ブラウザキャッシュの有効化や、HTML・CSS・JavaScriptの圧縮といった機能が最初から用意されています。追加のプラグインを検討する前に、まずこのテーマ標準の設定を一通り有効化しておくのが基本です。

キャッシュプラグインとの機能重複を避ける

Cocoonの高速化設定を使っている場合、別のキャッシュプラグインを追加する際は注意が必要です。ソースコードの圧縮やブラウザキャッシュなど、Cocoon側と機能が重なる項目はプラグイン側で無効化しておきます。逆に、画像の遅延読み込みやGzip圧縮のようにCocoon単体ではカバーしきれない機能だけをプラグインに任せると、重複による不具合を避けやすくなります。

Gzip圧縮はサーバー側の設定も確認する

Cocoonの高速化設定には、サーバーからの応答そのものを圧縮するGzip圧縮の機能は含まれていません。多くのレンタルサーバーは標準でGzip圧縮に対応していますが、念のため契約しているサーバーの管理画面や.htaccessの設定を確認しておくと安心です。

よくある質問(FAQ)

WordPress高速化プラグインは複数入れてもいいですか? WordPressの高速化プラグインのうち、キャッシュ機能など同じ役割を持つものを複数同時に有効化するのは避けてください。機能が重複すると表示が不安定になったり、かえって遅くなったりすることがあります。プラグインごとに担当する機能を分けて選ぶのがおすすめです。
無料のプラグインと有料のプラグイン、どちらを選ぶべきですか? LiteSpeed Cacheのような無料プラグインでも十分な効果が得られる場合が多いです。設定に時間をかけたくない、サポートを受けたいという場合は、WP Rocketのような有料プラグインを検討する価値があります。
高速化プラグインを入れてもPageSpeed Insightsのスコアが上がりません原因はプラグインだけとは限りません。画像サイズが大きいままだったり、サーバー自体の処理速度がボトルネックになっていたりする場合があります。まずPageSpeed Insightsの診断結果に表示される改善項目を確認してください。
Cocoon以外のテーマでも同じ注意点は当てはまりますか? SWELLなど、他の高速化機能を内蔵したテーマでも考え方は同じです。テーマ標準の機能とプラグインの機能が重複しないよう確認したうえで導入することをおすすめします。
高速化プラグインを導入したらバックアップは必要ですか?必要です。プラグインの設定変更によって表示が崩れることもあるため、導入前にサイト全体のバックアップを取っておくと、万が一のときにすぐ元の状態に戻せます。
キャッシュを設定した後、記事を更新しても反映されないのはなぜですか?キャッシュプラグインが古いページの情報を保持したままになっている可能性があります。ほとんどのプラグインには手動でキャッシュをクリアするボタンが用意されているので、記事更新後は一度キャッシュを削除して反映を確認してください。

まとめ

WordPressの高速化プラグインは、キャッシュ・画像圧縮・データベース最適化など役割ごとに種類が分かれています。どの高速化プラグインが必要かはサイトの状況によって異なります。自分のサイトのボトルネックに合わせて選ぶことが大切です。特にCocoonのようにテーマ標準の高速化機能を持つ場合は、プラグインとの機能重複に注意してください。導入前後でPageSpeed Insightsのスコアを比較しながら進めるのがおすすめです。プラグインだけに頼らず、PHPバージョンの更新や画像圧縮、サーバー側のキャッシュ機能もあわせて見直すと、より安定した高速化が期待できます。

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