「インデックス投資はおすすめしない」という意見をSNSやブログで見かけて、不安になったことはありませんか。NISAをきっかけに始める人が増えている一方で、否定的な意見も根強くあります。この記事では、インデックス投資はおすすめしないと言われる理由を整理したうえで、実際のメリット・デメリット、向いている人・向いていない人の判断基準までまとめました。
なぜ「インデックス投資はおすすめしない」と言われるのか

「地味」という評価は、裏を返せば値動きに振り回されにくいということだと思います。
理由1:短期間で大きく増える手法ではない
インデックス投資の仕組みによると、市場平均に連動する運用のため、個別株のように短期間で数倍になることは想定されていません。すぐに大きな成果を求める人にとっては、物足りなく感じられることがあります。
理由2:元本保証がない
インデックス投資はおすすめしないと言われる理由の一つに、元本保証がない点があります。株式市場の全体が下落する局面では、インデックスファンドの基準価額も連動して下がります。
理由3:地味で退屈に感じられやすい
日々の値動きを見ていても、個別株のような派手な動きは少なく、実感を得にくいという声もあります。この地味さが、SNSなどで「おすすめしない」という意見につながっている面があります。
インデックス投資の具体的なデメリット・リスク
- 暴落局面では大きく値下がりする: 市場全体が下落すれば、資産評価額も同じように下落する
- 為替リスクがある: 海外株式に連動するインデックスファンドは、円高局面で評価額が目減りしやすい
- 信託報酬がかかり続ける: 低コストとはいえ、保有している間はずっと信託報酬が差し引かれる
- 短期的な資産形成には向かない: 数年以内にまとまった資金が必要な用途には適さない場合がある
これらのリスクは、インデックス投資に限らず株式投資の全般に共通する部分も多く、インデックス投資だけがおすすめしない特別な手法というわけではありません。
それでもインデックス投資が支持される理由

デメリットばかり並べましたが、筆者自身は今もインデックス投資を続けています。手間がかからず、資産が育ちやすいと感じているからです。
インデックス投資は、個別銘柄を選ぶ手間や専門知識が少なくて済み、分散投資によって一つの企業の業績悪化による影響を抑えられます。長期・積立・分散を組み合わせることで、短期的な値動きに一喜一憂しにくくなる点も、多くの個人投資家に支持されている理由です。決算またぎのような短期的に大きな値動きを狙う手法と比べると、値動きのストレスが小さい点も対照的です。
値動きに一喜一憂しにくくするための3つの基本原則です。長期保有で短期的な変動の影響を薄め、積立で購入タイミングを分散し、複数の銘柄・資産に分散投資することでリスクを抑えます。
インデックス投資が向かない人・向いている人
向いていない人
- 数年以内にまとまった資金が必要で、元本割れのリスクを取れない人
- 短期間で大きな利益を狙いたい人
- 値動きを見ずにはいられず、日々の増減にストレスを感じやすい人
向いている人
- 10年以上の長期目線で資産形成をしたい人
- 個別株を分析する時間や知識をあまりかけたくない人
- 毎月の積立を淡々と続けられる人
よくある質問(FAQ)
インデックス投資で元本割れすることはありますか?
あります。株式市場の全体が下落する局面では、インデックスファンドの基準価額も下がるため、売却するタイミングによっては元本割れする可能性があります。インデックス投資より個別株の方がおすすめですか?
一概にはいえません。銘柄選びの知識や時間をかけたくない人には個別株はおすすめしないという意見もあります。個別株は大きなリターンを狙える一方、銘柄選びの知識と時間が必要です。インデックス投資は手間をかけずに分散投資したい人に向いています。インデックス投資はやめたほうがいいという意見もありますが本当ですか?
短期的な値上がりを期待する人や、元本割れを一切許容できない人には、インデックス投資はおすすめしない場合もあります。ただし長期的な資産形成という目的であれば、多くの専門家がインデックス投資を選択肢の一つとして挙げています。インデックス投資はNISAでやるべきですか?
必須ではありませんが、NISA口座で運用すると運用益が非課税になるため、長期で保有する前提のインデックス投資とは相性が良いとされています。年間の非課税で投資できる枠には上限があるため、事前に確認しておくことをおすすめします。インデックス投資はいくらから始められますか?
証券会社によっては月100円や1,000円といった少額から積立を始められます。まとまった資金がなくても始められる点も、インデックス投資が初心者に支持されている理由の一つです。まとめ
インデックス投資はおすすめしないと言われる背景には、短期間で大きく増えない、元本保証がない、地味で退屈といった理由があります。一方で、分散投資によるリスク軽減や、長期的な資産形成のしやすさから、今も多くの個人投資家に支持されています。数年以内にまとまった資金が必要な人には向きませんが、10年以上の長期目線で資産形成をしたい人にとっては、有力な選択肢の一つといえます。
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※本記事の内容は情報提供を目的としたものであり、投資成果を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
