半導体関連株はどれ?注目銘柄一覧とETFまとめ

半導体関連株はどれ?注目銘柄一覧とETFまとめ

「半導体の関連株に興味はあるけれど、具体的にどの銘柄を指すのかよくわからない」と感じていませんか。半導体の関連株とひとくくりに言っても、実際にチップを作る企業だけでなく、製造装置や材料を供給する企業まで幅広く含まれます。この記事では、役割別の半導体の関連株の一覧と、個別株を選びにくい場合の半導体の関連ETFについて整理します(※個人の感想です。投資成果を保証するものではありません。投資判断は自己責任で行ってください)。

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半導体の関連株の一覧早見表

日本の半導体の関連株は、サプライチェーン上の役割によって大きく3つに分類できます。

  • 製造装置: 東京エレクトロン、アドバンテスト、ディスコ、SCREENホールディングス
  • 材料・部素材: 信越化学、SUMCO
  • チップ設計・製造: ルネサスエレクトロニクス、キオクシアホールディングス、ソニーグループ(イメージセンサー)

半導体の関連株を選ぶときのポイント

サプライチェーン上のどこに強みがあるか

半導体産業は「材料→製造装置→チップ製造→最終製品」という長いサプライチェーンで成り立っています。どの工程に強みを持つ企業かによって、業績が反応する局面(需要サイクル)が異なります。

業績が半導体市況に連動しやすい体質か

半導体市況は好況と不況の波(シリコンサイクル)を繰り返す傾向があります。売上に占める半導体の関連事業の比率が高い企業ほど、この市況の波に業績が連動しやすくなります。

同じ「半導体の関連株」でも、材料メーカーは他事業も手掛けていることが多く、装置メーカーの方が市況の波をダイレクトに受けやすい印象があります。

実際に試しに決算資料を比較してみたことがあります。装置メーカーの業績は半導体投資サイクルにあわせて上下動が大きい一方、材料メーカーは他事業の比率が高く相対的に値動きが緩やかな傾向を感じました。筆者も以前、業績変動の大きさを甘く見て高値づかみをしてしまった失敗があり、それ以来は決算資料の事業別内訳を必ず確認するようにしています。

為替や海外の売上比率も確認する

半導体の関連企業の多くは海外の売上比率が高く、為替の影響を受けやすい傾向があります。円安の恩恵銘柄でも触れた為替感応度の考え方は、半導体の関連株を見るときにも参考になります。

役割別・半導体の関連株の注目の銘柄一覧

半導体関連株 注目銘柄
Photo by Homa Appliances on Unsplash

製造装置メーカー

半導体を作るための装置を供給する企業群です。東京エレクトロンは成膜・エッチング装置など幅広い工程をカバーし、アドバンテストは半導体の検査装置(テスター)で世界的なシェアを持ちます。ディスコは半導体チップの切断・研削加工に使う装置、SCREENホールディングスは洗浄装置に強みがあります。

材料・部素材メーカー

信越化学とSUMCOは、半導体の基盤となるシリコンウェハーの大手メーカーです。半導体の需要が拡大すれば、その土台となるウェハーの需要も連動して拡大しやすい関係にあります。

チップ設計・製造メーカー

ルネサスエレクトロニクスは自動車・産業機器向けのマイコンに強みを持つ半導体メーカーです。キオクシアホールディングスはNAND型フラッシュメモリの大手で、ソニーグループはスマートフォン向けを中心にイメージセンサーで高いシェアを持っています。

個別株が選びにくい場合の半導体の関連ETF

半導体関連ETF
Photo by Anne Nygård on Unsplash

個別銘柄を選ぶ時間が取れない場合や、業界全体に分散して投資したい場合は、半導体関連の指数に連動するETF(上場する投資信託)も選択肢になります。国内には東証の半導体の関連指数に連動するETFがあり、証券口座から個別株と同じように売買できます。ETFは値動きが個別株ほど大きくない代わりに、特定の1社が抱えるリスクを分散できる点がメリットです。銘柄選定に自信が持てない場合は、まずETFから始めて業界の値動きに慣れるという方法もあります。

ETFの具体的な銘柄コードや運用会社は改定・新設されることがあるため、購入前に証券会社の商品検索で最新の取扱状況を確認することをおすすめします。

よくある質問(FAQ)

半導体の関連株はどのタイミングで買うのがいいですか?半導体の業界団体(SIA)などの統計によると、半導体市況はシリコンサイクルと呼ばれる好不況の波を繰り返す傾向があります。業績や在庫調整の状況を示す決算資料・業界統計を確認しながら判断するのが一般的です。特定のタイミングを保証するものではありません。
半導体の関連株はデメリットもありますか?市況の波が大きく、需要が急拡大する局面と急減速する局面の両方があるため、値動きが比較的大きくなりやすい点はデメリットといえます。分散投資でリスクを抑える工夫が必要です。
個別株とETF、どちらを選ぶべきですか?特定の企業の成長性に強く期待する場合は個別株、業界全体の成長に分散して投資したい場合はETFが向いています。どちらが優れているというより、投資スタイルに応じた選択になります。
米国の半導体の関連株も対象になりますか? NVIDIAやTSMCなど米国・台湾の半導体の関連企業も世界的に有名ですが、この記事では国内の証券口座から直接購入しやすい日本の上場企業を中心に紹介しています。海外株の取扱いは証券会社によって異なります。
半導体の関連株の決算はいつ確認すればいいですか?多くの企業は四半期ごとに決算を発表しています。各社の投資家向け情報(IRページ)で決算発表日を確認し、業績や需要動向のコメントに目を通すことをおすすめします。

まとめ

半導体の関連株は、製造装置・材料・チップ設計や製造といった役割によって業績の反応の仕方が異なります。東京エレクトロンやアドバンテストのような装置メーカー、信越化学やSUMCOのような材料メーカーがあります。さらにルネサスエレクトロニクスやキオクシアホールディングスのような半導体メーカーまで幅広く存在するため、どの工程に投資したいのかを意識して選ぶことが大切です。銘柄選びに迷う場合は、半導体の関連ETFで業界全体に分散する方法も検討してみてください。

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