「モニターアームを導入したいけれど、おすすめがたくさんありすぎてどれを選べばいいか分からない」と悩んでいませんか。デュアルモニター環境を作りたい人にも、デスク上をすっきりさせたい人にも人気のアイテムですが、価格も耐荷重もメーカーによってかなり幅があります。この記事では、実際にモニターアームを使って感じたメリット・デメリットも交えながら、おすすめのモニターアームを8製品厳選して紹介します。選び方のポイントと、目的別のおすすめもあわせてまとめました。デスク環境全体をおすすめの手順で整えたい人は、テレワーク環境構築のやり方もあわせて参考にしてください。
モニターアームの選び方(3つのポイント)

モニターの高さを数センチ変えるだけで、肩や首への負担は意外と変わります。価格よりもまず可動域を確認するのがおすすめです。
実際に試してみたところ、27インチの重めのモニターに耐荷重ギリギリのモデルを使い、数週間でアームが徐々に下がってくるようになりました。その後、耐荷重に余裕のあるガススプリング式のモデルに買い替えると、位置調整のスムーズさが段違いで驚きました。取り付け自体は30分ほどで終わりましたが、この失敗を踏まえて、次の3つのポイントを重視することをおすすめします。
1. VESA規格と耐荷重
モニターアームは、モニター背面のネジ穴の規格「VESA規格」に対応している必要があります。多くのモニターは75×75mmまたは100×100mmに対応していますが、購入前に必ず自分のモニターの規格を確認してください。耐荷重も重要で、モニターの実測重量ぎりぎりのモデルを選ぶと、時間が経つにつれてアームが下がってくることがあります。余裕を持って耐荷重の7割程度までに収まるモデルを選ぶと安心です。
2. クランプ式かグロメット式か
デスクへの固定方法は主に「クランプ式」と「グロメット式」の2種類です。クランプ式はデスクの端を挟んで固定するタイプで、工具なしで手軽に設置できます。グロメット式はデスクに穴を開けてボルトで固定するタイプで、より強固に取り付けられますが、デスクに穴あけが必要です。賃貸住まいや天板の薄いデスクを使っている場合は、クランプ式を選ぶ方が無難です。今回紹介する8製品のほとんどがクランプ式に対応しており、一部の製品はグロメット式にも切り替えられる仕様になっています。
3. 可動域と設置台数
デュアルモニターやウルトラワイドモニターを設置する場合は、可動域の広さと最大対応台数を確認してください。上下左右に加えて画面の回転(ピボット)ができるモデルなら、縦画面での作業にも対応できます。デスクの奥行きが狭い場合は、アームの前後スライド量も設置前にチェックしておくと安心です。
モニターアームがおすすめされる理由
厚生労働省の資料によると、モニターやディスプレイを用いる作業では、画面の位置や高さを目の高さ・視距離に合わせて調整することが推奨されています。モニターアームを使えば、モニター台では難しい高さ・前後位置・角度の細かい調整が可能になり、姿勢の悪化による首や肩への負担を軽減しやすくなります。デスク上のスペースが広がることも、作業効率の面でモニターアームがおすすめされる理由の一つです。本記事のランキングでも、この基準を重視して選定しています。ランキング上位の製品ほど、こうした調整幅が広い傾向にあります。逆にランキング下位の製品は、その分価格を抑えている構成が多いです。
おすすめモニターアームランキングTOP8
まず全体像をつかめるよう、このモニターアームおすすめランキングの8製品を比較表にまとめました。ランキングの詳しい特徴は表の下でそれぞれ解説します。
| 順位 | 製品 | 固定方式 | 価格帯の目安 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | エルゴトロン LX | クランプ/グロメット | 1.8万円台〜 | 品質・耐久性を最優先したい人 |
| 2位 | iggy LS112 | クランプ/グロメット | 1.6万円台〜 | 耐荷重20kgの余裕を重視したい人 |
| 3位 | サンワサプライ CR-LA1301BKN2 | クランプ | 2万円台〜 | 高耐荷重で安定感を重視したい人 |
| 4位 | エレコム DPA-SS02BK | クランプ | 5千円台〜 | 国内メーカーの安心感が欲しい人 |
| 5位 | HUANUO HNSS6 | クランプ/グロメット | 4千円台〜 | 価格を抑えつつ機能も欲しい人 |
| 6位 | Amazonベーシック シングル | クランプ | 3千円台〜 | とにかくシンプルに導入したい人 |
| 7位 | グリーンハウス GH-AMDX1 | クランプ | 5千円台〜 | 組み立ての手間を減らしたい人 |
| 8位 | Loctek DG1 | クランプ | 3千円台〜 | 初期費用を最小限にしたい人 |
第1位:エルゴトロン LX
特徴: 今回のランキングで1位に選んだのは、モニターアームの代名詞ともいえる米国メーカーの定番モデルです。オフィス家具メーカーへのOEM供給実績も豊富で、業務用途での信頼性の高さが際立ちます。
メリット・デメリット: 独自のスプリング機構でモニターを軽い力でスムーズに動かせる一方、価格は他の製品と比べて高めです。10年保証がついているモデルもあり、長期利用を前提とするなら十分に元が取れます。
こんな人におすすめ: 品質・耐久性を最優先したい人、長期利用を前提にしている人。
多くのオフィス家具メーカーが自社製品にエルゴトロン製のアームを採用していることからも、業務用途での信頼性の高さがうかがえます。初期投資は高めですが、頻繁に位置を調整する使い方をする人ほど、スプリング機構の滑らかさのありがたみを実感しやすい製品です。
第2位:iggy LS112
特徴: ランキング2位は、快適ワークブランドが展開するガススプリング式モニターアームです。VESA75×75mm・100×100mmの両規格に対応し、耐荷重は今回のランキングの中でも最大クラスの2〜20kgです。
メリット・デメリット: 耐荷重に大きな余裕があり、大型・重量級のモニターでも安定して使えます。一方、1位のエルゴトロンと比べると保証年数などのアフターサポート面はやや見劣りします。
こんな人におすすめ: 27インチ以上の重いモニターを、エルゴトロンより抑えた価格帯で導入したい人。
耐荷重20kgという数値は、一般的なモニターアームの耐荷重(5〜10kg程度)と比べてもかなり余裕があります。将来的により大きなモニターに買い替えても使い続けやすい点が魅力です。クランプ式・グロメット式どちらにも対応しているため、デスクの形状を選ばず設置できます。
第3位:サンワサプライ CR-LA1301BKN2
特徴: ランキング3位は、PC周辺機器を幅広く扱う国内メーカーのガス式モニターアームです。上下・左右・前後・回転と可動域が広く、大型モニターにも対応します。
メリット・デメリット: 耐荷重に余裕があり大型モニターでも安定して使える一方、価格はエントリーモデルと比べて高めです。
こんな人におすすめ: 27インチ以上の大型・重めのモニターを使っている人。
前後スライドの幅も広く、デスクの奥行きが狭い環境でもモニターを手前に引き寄せて使える点が便利です。国内メーカーのサポート窓口が用意されているため、初期不良時の対応に安心感があります。
第4位:エレコム DPA-SS02BK
特徴: ランキング4位は、国内大手PC周辺機器メーカーのガス式シングルアームです。17〜32インチの幅広いサイズに対応し、価格と品質のバランスが取れています。
メリット・デメリット: 国内メーカーならではのサポート対応の安心感がありますが、上位モデルと比べると可動域はやや控えめです。
こんな人におすすめ: 初めてモニターアームを導入する人、国内メーカーの安心感を重視したい人。
ガススプリングの初期テンションが適度で、力の弱い人でも片手でスムーズに角度調整できる点が扱いやすいポイントです。デザインもシンプルで、どんなデスク環境にも馴染みやすい見た目です。
第5位:HUANUO HNSS6
特徴: ランキング5位は、海外の周辺機器メーカーによるコストパフォーマンス重視のガススプリング式モニターアームです。クランプ式・グロメット式のどちらにも対応しています。
メリット・デメリット: 価格の割に可動域が広く機能面は充実していますが、国内メーカー品と比べると仕上げの質感はやや簡素です。
こんな人におすすめ: 価格を抑えつつ、ある程度の機能性も欲しい人。
クランプ式・グロメット式のどちらにも対応しているため、デスクの形状を選ばず設置できる汎用性の高さも魅力です。ケーブルを内部に収納できる構造になっており、配線を目立たせたくない人にも向いています。
第6位:Amazonベーシック シングル デスクマウント
特徴: ランキング6位は、Amazonのプライベートブランドによるシンプルなシングルモニターアームです。テンション調整機能付きで、幅広いモニター重量に対応します。
メリット・デメリット: 価格の安さと入手のしやすさが魅力ですが、可動域や耐荷重は上位モデルに比べて控えめです。
こんな人におすすめ: とにかくシンプルに、価格を抑えてモニターアームを試したい人。
Amazonブランドという安心感があり、初めてモニターアームを購入する人でも選びやすいのがメリットです。装飾を省いたシンプルな見た目のため、デスク周りをすっきり見せたい人にも合います。
第7位:グリーンハウス GH-AMDX1
特徴: ランキング7位は、国内メーカーによる、土台組み立て済みで設置が簡単なモニターアームです。メカニカルスプリング方式を採用しています。
メリット・デメリット: 開封後すぐに設置できる手軽さが強みですが、ガススプリング式と比べると細かい高さ調整の滑らかさはやや劣ります。
こんな人におすすめ: 組み立ての手間をできるだけ減らしたい人。
購入後すぐに使い始めたい人や、工具の扱いに慣れていない人でも取り付けやすい設計です。3年保証がついている点も、国内メーカーならではの安心材料といえます。
第8位:Loctek DG1
特徴: ランキング8位は、今回紹介する中で最も価格を抑えられるガス圧式モニターアームです。USB Type-C対応モデルなど、ラインナップの幅も広いメーカーです。
メリット・デメリット: 価格の安さは魅力ですが、耐荷重は8.5kgとやや控えめなため、軽量なモニター向きです。
こんな人におすすめ: 初期費用を最小限に抑えてモニターアームを試したい人。
USB Type-Cポートを備えたモデルなど、価格の割に付加機能が充実しているのも特徴です。サブモニターやノートPC用の外部ディスプレイなど、軽めの用途に向いています。
モニターアームおすすめランキングの選定基準
今回のモニターアームおすすめランキングは、価格・耐荷重・可動域・設置のしやすさの4項目を中心に、実際の製品情報とレビュー傾向を踏まえて比較しました。特にランキング上位のエルゴトロンとサンワサプライは、耐荷重に余裕があり大型モニターでも安定して使える点を重視して選んでいます。一方、ランキング下位の製品も決して品質が劣るわけではなく、価格と機能のバランスを重視する人にとってはむしろ第一候補になりやすいモデルです。予算とモニターの重さに応じて、このランキングを参考にしながら自分に合う1台を選んでみてください。
目的別おすすめモニターアーム
- とにかく安く試したい人: ランキング下位のLoctek、Amazonベーシック。まずは3千円台のモデルでモニターアームの使用感を確かめてから、必要に応じて上位モデルに買い替える進め方が失敗しにくいです。
- 品質・耐久性を最優先したい人: ランキング1位のエルゴトロン。業務用途での実績があり、毎日長時間使う在宅ワーカーほど価格差以上の満足度を感じやすいです。
- 大型・重めのモニターを使いたい人: サンワサプライ、または耐荷重20kgのiggy。特にiggyはエルゴトロンよりやや抑えた価格で高耐荷重を確保できます。
- コストと機能のバランスを取りたい人: ランキング中位のエレコム、HUANUO。国内外それぞれの視点でコストパフォーマンスに優れたモデルです。
- 設置の手間を減らしたい人: グリーンハウス。土台組み立て済みで、届いてすぐに設置できます。
モニターアームのデメリットと対策
モニターアームは導入すれば快適なことばかり、というわけではありません。購入前に知っておきたいデメリットと、その対策をまとめました。
デスクの端に取り付けられないことがある
クランプ式のモニターアームは、デスクの天板の厚みによっては取り付けられないことがあります。購入前に、対応するデスク厚(多くの製品で1〜6cm程度)を必ず確認してください。天板が厚いデスクの場合は、対応厚が広いモデルを選ぶか、グロメット式への変更を検討してください。
経年でアームが下がってくることがある
ガススプリング式・メカニカルスプリング式ともに、耐荷重ぎりぎりのモニターを載せ続けると、数ヶ月〜数年でアームが徐々に下がってくることがあります。購入時は耐荷重に余裕のあるモデルを選び、多くの製品でテンション調整ネジによる後からの調整も可能なので、下がってきたと感じたら早めに調整することをおすすめします。
ケーブルの取り回しが煩雑になりやすい
モニターアームを動かすたびに電源ケーブルやモニターケーブルが引っ張られるため、取り回しを工夫する必要があります。多くの製品がケーブルクリップやカバーを付属しているので、購入時にあわせて活用してください。
VESA規格に対応していないモニターがある
古いモニターや一部のノートPC一体型ディスプレイは、そもそもVESA規格の取り付け穴がなくモニターアームを設置できないことがあります。購入前に、モニター背面の仕様欄で対応の有無を確認しておくと、届いてから取り付けられないという失敗を防げます。VESA変換プレートというアダプターを別途購入すれば対応できる場合もあるため、非対応モニターでもあきらめる前に確認してみることをおすすめします。
よくある質問(FAQ)
モニターアームは本当に必要ですか?モニター台との違いは?
モニター台は高さを固定的に上げるだけですが、モニターアームは上下・左右・前後・回転と自由に調整でき、デスク上のスペースも広く使えます。姿勢を頻繁に調整したい人や、デスク上をすっきりさせたい人にはモニターアームの方が向いています。2画面(デュアルモニター)にも対応できますか?
デュアルモニター対応をうたう製品を選べば対応できます。今回のランキングで紹介した製品の多くもデュアル対応モデルが用意されているので、購入時に製品ページで対応台数を確認してください。賃貸でも床やデスクを傷つけずに使えますか?
今回のモニターアームおすすめランキングで紹介した製品はほとんどがクランプ式なので、デスクに穴を開ける必要はありません。ただし、クランプの締め付けが強すぎると天板に跡がつくことがあるため、保護シートを併用すると安心です。取り付けは自分でできますか?
多くのモニターアームは工具付属・説明書付きで販売されており、1人でも30分程度で取り付け可能です。ただし大型モニターを取り付ける作業は、モニターを落とさないよう2人で行う方が安全です。ウルトラワイドモニターにも対応していますか?
対応耐荷重と最大対応インチ数を確認すれば、今回のランキングで紹介した製品の多くでウルトラワイドモニターにも対応できます。ウルトラワイドモニターは通常のモニターより重いため、耐荷重に余裕のあるモデルを選ぶことを特におすすめします。モニターアームは複数枚のモニターを1本のアームで支えられますか?
デュアルモニター対応をうたう製品であれば、1つの土台から2本のアームが伸びる構造で2枚のモニターを支えられます。3枚以上を設置したい場合は、3画面対応のトリプルアームタイプの製品を選ぶ必要があります。モニターアームおすすめランキングで上位の製品は、下位の製品よりどのくらい優れていますか?
このランキングでの価格差の大きな要因は主に耐荷重・可動域の広さ・保証年数です。標準的な重さ(5kg前後)のモニター1枚を使う分には、ランキング下位の製品でも十分に快適に使えます。27インチ以上の重いモニターや、頻繁に位置を調整する使い方をする場合ほど、ランキング上位製品の恩恵を感じやすくなります。まとめ
モニターアームおすすめランキングを選ぶ際は、VESA規格・耐荷重・固定方式の3つを基準に比較すると失敗しにくくなります。品質・耐久性を重視するならエルゴトロン、コストパフォーマンスを重視するならエレコムやHUANUOが有力候補です。筆者自身、最初に耐荷重ぎりぎりのモデルを選んで後悔した経験があるので、自分のモニターの重さに余裕を持って対応できるモデルを選ぶことを特におすすめします。
今回のモニターアームおすすめランキングで紹介した8製品はいずれも実際の販売実績がある製品ですが、価格や在庫状況は変動することがあります。購入前には各リンク先で最新の価格・在庫を確認することをおすすめします。




