【用語解説】ロードアベレージ

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ロードアベレージ(Load Average)

ロードアベレージは、CPUが平均的にどれだけプロセスを持っているか(実行待ちになっているか)を示す指標です。値が大きければ負荷が大きく、小さければ負荷が小さいと評価します。経験則として、1以下であれば負荷が軽い状態、1以上であれば負荷が重い状態と大雑把に判断すると良いでしょう。

ロードアベレージは通常、3つの数値で表され、それぞれ1分、5分、15分間で平均的に何個のプロセスが待機しているかを示します。

例を挙げると以下の様にロードアベレージから考察するパターンが考えられます。

  1. 1分のロードアベレージが2.0の場合 これは、最近の1分間で平均して2つのプロセスが待機状態にあることを示しています。つまり、システムは比較的忙しい状態で、プロセスが待たされることが多い可能性があります。
  2. 5分のロードアベレージが1.0の場合 これは、最近の5分間で平均して1つのプロセスが待機状態にあることを示しています。システムは比較的安定しており、負荷が比較的低い状態です。
  3. 15分のロードアベレージが0.5の場合 これは、最近の15分間で平均して0.5個のプロセスが待機状態にあることを示しています。システムは非常に軽い負荷で、余裕がある状態です。
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