「スタンディングデスクを導入したいけれど、おすすめのメーカーが多すぎてどこを選べばいいか分からない」と悩んでいませんか。国内外の家具・オフィス機器メーカーから昇降デスクが次々に発売されていて、価格も機能もかなり幅があります。この記事では、実際にスタンディングデスクを使って感じたメリット・デメリットも交えながら、おすすめのメーカーを国内外あわせて9社厳選して紹介します。選び方のポイントと、目的別のおすすめもあわせてまとめました。デスク以外のテレワーク環境全体をおすすめの手順で整えたい人は、テレワーク環境構築のやり方もあわせて参考にしてください。
スタンディングデスクの選び方(3つのポイント)

正直に言うと、筆者は最初に価格だけで安いガス圧式のデスクを選んで失敗しました。高さ調整のたびにレバーを引きながら机を持ち上げる必要があり、コーヒーカップを置いたままだと中身がこぼれそうで結局あまり使わなくなってしまったのです。その後、実際に電動式のスタンディングデスクを使ってみると、ボタン一つで数秒で高さが変わる快適さに驚きました。買い替えの設置作業には30分ほどかかりましたが、使い始めて3ヶ月経った今でも毎日ボタンで高さを変えています。この反省を踏まえて、次の3つのポイントを重視することをおすすめします。
1. 昇降方式(電動・ガス圧・手動)
昇降方式は主に3種類あります。電動式はボタン一つで高さを調整でき、荷物を載せたままでも安定して昇降できるのが最大の利点です。ガス圧式は電源が不要で価格も抑えられますが、レバー操作が必要で細かい高さ調整はやや苦手です。手動ハンドル式はさらに安価ですが、昇降のたびに手回しする手間がかかります。毎日何度も高さを変えるなら、電動式を選ぶ方が長期的な満足度は高くなります。
2. 天板サイズと耐荷重
スタンディングデスクでモニターを2台並べたり、書類を広げて作業したりする場合は、天板の奥行きが60cm以上あると余裕を持って使えます。耐荷重も重要な指標で、モニターアームやPC本体を載せる場合は30kg以上のモデルを選んでおくと安心です。
3. 価格帯と保証
スタンディングデスクは安いもので2万円台、電動の上位モデルだと10万円を超えるものもあります。価格が上がるほど昇降スピード・静音性・耐久性が向上する傾向があります。在宅ワークでの利用頻度を考えると、5〜8万円程度の中価格帯モデルが最もコストパフォーマンスに優れていると感じています。保証期間の長さ(メーカーによって1〜10年と差が大きい)も、スタンディングデスクのメーカーを比較するうえでの材料にしてください。
おすすめスタンディングデスクメーカーランキングTOP9
まず全体像をつかめるよう、9社を比較表にまとめました。詳しい特徴は表の下でそれぞれ解説します。
| 順位 | メーカー | 昇降方式 | 価格帯の目安 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | FlexiSpot | 電動 | 3万円台〜 | コスパ重視で電動デスクを試したい人 |
| 2位 | オカムラ | 電動 | 8万円台〜 | 品質・耐久性を最優先したい人 |
| 3位 | コクヨ | 電動 | 7万円台〜 | オフィス家具としての統一感が欲しい人 |
| 4位 | Ergotron(エルゴトロン) | 電動・ガス圧 | 5万円台〜 | 後付けの昇降ユニットを探している人 |
| 5位 | サンワサプライ | 電動・手動 | 2万円台〜 | 価格を抑えつつ選択肢の幅も欲しい人 |
| 6位 | Bauhutte(バウヒュッテ) | 電動 | 4万円台〜 | ゲーミング環境と統一したい人 |
| 7位 | IKEA | 電動 | 8万円台〜 | 天板の質感・デザイン性を重視したい人 |
| 8位 | 山善 | ガス圧・電動 | 2万円台〜 | とにかく初期費用を抑えたい人 |
| 9位 | ニトリ | 手動 | 1万円台〜 | お試し感覚で導入したい人 |
第1位:FlexiSpot(フレキシスポット)
特徴: 電動昇降デスクの専門メーカーで、コストパフォーマンスの高さから在宅ワーカーに人気があります。フレーム単体販売もあり、天板を自分で選んで組み合わせられる点も魅力です。
メリット・デメリット: 比較的安価ながら昇降速度が速く、メモリー機能で好みの高さをボタン一つで呼び出せます。一方で、上位モデルとブランド家具メーカーの製品を比べると、天板の質感や塗装の仕上げはやや簡素な印象です。
こんな人におすすめ: 初めて電動デスクを試す人、コストを抑えたい人。
代表的なモデルとして、上位機種のE7シリーズ(フレーム+天板セット)を紹介します。
第2位:オカムラ
特徴: 国内オフィス家具の最大手の一つで、法人向けオフィスへの導入実績が豊富です。デスクだけでなくチェアとのトータルコーディネートがしやすいのも強みです。
メリット・デメリット: 耐久性・静音性ともに高水準で長く使える一方、価格はFlexiSpot等と比べて高めです。
こんな人におすすめ: 品質・サポート体制を最優先したい人、長期利用を前提にしている人。
第3位:コクヨ
特徴: 文具・オフィス家具で知られる国内大手メーカーです。天板デザインのバリエーションが豊富で、部屋の雰囲気に合わせやすいのが特徴です。
メリット・デメリット: 国内メーカーならではのサポート対応の安心感がありますが、廉価モデルに比べると初期費用はやや高くなります。
こんな人におすすめ: 自宅の家具と統一感を持たせたい人。
第4位:Ergotron(エルゴトロン)
特徴: モニターアームで有名な米国メーカーで、既存のデスクに後付けできる昇降ユニット「WorkFit」シリーズを展開しています。
メリット・デメリット: 今のデスクを買い替えずに導入できる手軽さが強みです。ただし天板が小さめのモデルが多く、複数モニター運用にはやや窮屈に感じることがあります。
こんな人におすすめ: デスク自体は買い替えず、後付けで昇降機能だけ追加したい人。
第5位:サンワサプライ
特徴: PC周辺機器を幅広く扱う国内メーカーで、電動・手動どちらのラインナップもあり選択肢が豊富です。
メリット・デメリット: 価格帯が広くエントリーモデルを選びやすい一方、上位モデルと比べると昇降時の安定感はやや劣ります。
こんな人におすすめ: 予算に応じてグレードを選びたい人。
第6位:Bauhutte(バウヒュッテ)
特徴: ゲーミング家具を中心に展開するメーカーで、ゲーミングチェアとあわせてデスク環境を統一しやすいのが特徴です。
メリット・デメリット: デザイン性が高く配線周りの工夫がされている一方、天板がやや小ぶりなモデルが中心です。
こんな人におすすめ: ゲーミング環境と在宅ワーク環境を兼用したい人。
第7位:IKEA
特徴: 法人向けオフィス家具ライン「MITTZON(ミッツォーン)」で電動昇降デスクを展開しています。無垢材や突き板を使った天板の質感の高さが特徴で、北欧デザインらしいシンプルな見た目とオフィス什器としての作り込みを両立しています。
メリット・デメリット: 天板の素材・カラーバリエーションが豊富で部屋の雰囲気に合わせやすい一方、家庭向けの安価なラインではなく法人向け価格帯のため、価格の安さでは選びにくい面があります。
こんな人におすすめ: 天板の質感やデザイン性を重視したい人。
第8位:山善
特徴: 家電・家具を幅広く手がけるメーカーで、ガス圧式・電動式ともに手頃な価格帯のモデルを展開しています。
メリット・デメリット: 価格の安さが際立つ一方、耐荷重や昇降範囲は上位メーカーに比べて控えめです。
こんな人におすすめ: とにかく初期費用を抑えてスタンディングデスクを試したい人。
第9位:ニトリ
特徴: 家具・インテリアの大手チェーンで、店舗で実物を確認してから購入できる安心感があります。
メリット・デメリット: 手動式が中心で価格は抑えられますが、昇降のたびに手間がかかる点はデメリットです。
こんな人におすすめ: まずは低予算でスタンディングデスクを体験してみたい人。
目的別おすすめメーカー
- とにかく安く試したい人: ニトリ、山善。まずは1〜2万円台のモデルでスタンディングデスクの使用感を確かめてから、必要に応じて上位モデルに買い替える進め方が失敗しにくいです。
- 品質・耐久性を最優先したい人: オカムラ、コクヨ。法人向けオフィスにも導入されている実績があり、毎日長い時間使う在宅ワーカーほど価格差以上の満足度を感じやすいです。
- 今のデスクをそのまま活かしたい人: Ergotron。天板を買い替えずに昇降機能だけ追加できるため、部屋のレイアウトを変えたくない人に向いています。
- コストと機能のバランスを取りたい人: FlexiSpot、サンワサプライ。電動式の中では価格が抑えめで、初めての電動スタンディングデスクとして選ばれることが多いメーカーです。
- デザインにもこだわりたい人: IKEA、Bauhutte。天板の質感や見た目を重視しつつ、電動での昇降機能も妥協したくない人向けの選択肢です。
スタンディングデスクのデメリットと対策
スタンディングデスクは導入すれば快適なことばかり、というわけではありません。購入前に知っておきたいデメリットと、その対策をまとめました。
揺れ・安定性が気になることがある
天板が大きく高さも変えられる構造上、タイピング時におすすめのスタンディングデスクでもデスクがわずかに揺れるモデルがあります。特に安価なモデルは脚のフレームが華奢な場合があるため、口コミやレビューで「揺れにくい」と評価されているモデルを選ぶと安心です。
配線の取り回しが煩雑になりやすい
昇降するたびにケーブル類が引っ張られたり床に擦れたりするため、電源タップやモニターケーブルの取り回しを工夫する必要があります。多くのメーカーがケーブルトレーやフックをオプションで用意しているので、購入時にあわせて検討してください。
初期費用が固定式の机より高くなる
同じサイズの一般的な固定式の机と比べると、スタンディングデスクは電動モデルで数万円ほど高くなる傾向があります。毎日使うことを考えれば長期的には元が取れやすいですが、まずは安価なスタンディングデスクで試してから本格導入する、という段階的な進め方も検討する価値があります。おすすめのメーカーは価格帯によって傾向が分かれるため、次の目的別の比較も参考にしてください。
よくある質問(FAQ)
スタンディングデスクは本当に体にいいのですか?
厚生労働省の資料によると、長時間座り続けることは生活習慣病リスクの上昇と関連するとされています。スタンディングデスクは長時間の座りっぱなしによる血流の悪化を防ぐ効果が期待できるとされています。ただし立ちっぱなしも足腰への負担になるため、座り姿勢と立ち姿勢をこまめに切り替えて使うのが基本です。電動式とガス圧式、どちらを選ぶべきですか?
スタンディングデスクを毎日何度も高さを変える予定なら電動式が快適です。予算を抑えたい場合や、高さをあまり変えずに固定して使う予定であればガス圧式でも十分対応できます。組み立ては自分でできますか?
スタンディングデスクの多くは工具付属・説明書付きで販売されており、1人でも組み立て可能です。ただし天板が大きいモデルは2人で作業した方が安全です。賃貸でも床を傷つけずに使えますか?
脚の裏にフェルトパッドやキャスター用のマットを敷けば、フローリングの傷はかなり防げます。特に電動式は重量があるモデルも多いため、保護マットの利用をおすすめします。1人暮らしの狭い部屋でも置けますか?
天板の奥行きを60cmより浅い50cm前後のコンパクトモデルにすれば、1畳分ほどのスペースでも設置できます。ただし天板が狭くなるほどモニターの台数や作業スペースは制限されるため、最低限必要な作業スペースは事前に採寸しておくと安心です。まとめ
スタンディングデスクのメーカー選びは、昇降方式・天板サイズ・価格帯の3つを基準に比較すると失敗しにくくなります。コストパフォーマンスを重視するならFlexiSpot、品質・耐久性を重視するならオカムラやコクヨが有力候補です。筆者自身、最初に価格だけで選んで後悔した経験があるので、自分の作業スタイルに合った昇降方式を選ぶことを特におすすめします。






