【用語解説】当座預金

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当座預金

当座預金とは、事業用の決済口座のことです。入出金には所定の手続きが必要で、普通預金のようにATMで自由に入出金ができません。銀行の当座預金口座に預け入れた後、支払いは小切手や手形を振り出す形で行います。

当座借越(貸越)契約を結んでいる場合、残高に不足が生じても不渡りを防げます。当座借越(貸越)契約とは、決められた額まで自動で融資してもらえる契約のこと。不渡りとは、残高不足によって小切手・手形を受け取った相手が現金化できない状態です。

不渡りが生じた場合、各金融機関をつなぐシステムに届け出が提出され、システムを利用する金融機関に伝わります。6か月間に2回の不渡りを出した場合、2年間は当座預金の利用と借入ができません。

企業・個人事業主にとっては、信用低下に関わる大きな問題といえます。顧客から取引を中止される可能性もあるしょう。

当座借越(貸越)契約を結んでおけば、うっかり不渡りを出すことを防止できます。ただし借入にかかる金利が高いケースが多いため、融資を受けたら早めに返すなどの工夫は必要です。

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